熱いあいり

今日はサッカー見ながら日記進めるかな、と思ったけど、あいりさんの昨日の「うってた。」のブログが熱かったので合わせてそのコメントも全部読んだのであまり進まなかった。歌に気持ちをこめると伝わる、こもってないと伝わらない、ということをなぜたくさんの人が分かっているのだろうか。それぞれの人に伝わる、伝わらないを実感した経験がどんなものだったのか聞きたくなった。
mlapanはピアノを弾く。ゲームの曲を弾くけど、まさに楽譜通りに弾ければ満足で音符の周りに書いてある感情を表現するためのイタリア語の指示は無視が当たり前だったw 友達と弾いていても音符の間違いがあったかどうかだけが関心事で、それが伝わる演奏かどうかなんて考えたこともなかった。だけどあるときmlapanがFF VI(ファイナルファンタジー6)のピアノコレクションという楽譜に入っているティナのテーマを弾いたとき、なんか知らんけどその日、そのときの演奏だけ今まで弾いたことなかったようなめちゃくちゃ上手い(うまいというか気持ちのこもった)演奏ができたんだよね。多少音符が間違っていようがその間違ったところで止まらずに、一気に弾き上げたんだよね。弾き終わったらすぐにピアノの席をバトンタッチして曲を弾き始める友人もそのときはしばらく呆然としたあと、「どうした?」と一言発しただけだった。mlapanも確かに心に響く演奏だったけど、なぜそれが突然できたのかも分からなかったから。「いや、、、」とか言うだけだったけど。
そのときは何が心に響いたのかなんてもちろん結論なんか出るはずもなく、
ただいつもよりは丁寧に弾こうと心がけたかな?とちょっと思っただけだった。それからずいぶん年月が経ったけど、あいりさんがOne note one soul(一音入魂)というキャッチフレーズをかかげたときに、すぐにこのティナのテーマのできごとを思い出したんだよね。あいりさんも経験するレベルはmlapanとは全然違う高みにあると思うけど、こういう経験から探求していくのかな、なんて思ったりした。